社保協キャラバン

2020年10月16日 23:40

10月5日(月)から15日(木)の間、高知県社会保障推進協議会による「医療・介護・福祉の充実を求める県内キャラバン」(社保協キャラバン)が実施されました。

よさこいユニオン役員も参加し、奈半利町、室戸市、東洋町、香美市、高知市、土佐市、県に出向き懇談を重ねました。懇談の内容、県の回答など下記ご参照ください。

主な要請
1、コロナ感染防止策、ワクチン、医療従事者支援
2、国民健康保険の減免基準の見直し
3、妊産婦医療費助成制度の創設
4、高知県内にある5つの公立・公的病院の再編・統合問題

高知県
1の回答
〇第二種感染症指定医療機関に関し、安芸、高知、はた地区など192床の病床確保。
〇最寄りの病院でPCR検査を受診できるよう強化拡充を図る。現在130か所の協力機関。
〇PCR検査自己採取できるようになっている。
〇高度医療は一つの医療機関に集約する方法が適切と考える。故に、コロナ重症患者も、高知医療センターに集約していく考え。人工肺装置(エクモ)は、県内で高知医療センターのみ。
〇65歳以上、呼吸器疾患の方などインフルワクチン自己負担助成する。(本年だけ、詳しくは県ホームページを参照ください)
〇一般医療機関従事者への慰労金10~20万円。
○社会福祉施設従事者への慰労金5~20万円。

2の回答
〇国民健康保険の減免資格通知は、広報活動で申請のお願いをしている。

3の回答
〇高知県内16の市町村で助成している所はない。県も現在は助成する考えはない。

4の回答
〇国が一旦白紙。統合、再編に関わる議論もしない。高知県も国の動向を見守ることになり、くしくもコロナによって、公的機関の重要性が見直された結果となった。

社保協キャラバンを終えての感想ですが、高知県東部医療の脆弱が気になった。特に東洋町は診療所が2つしかない。

コロナ患者が発生した場合、搬送先がとても遠く(東洋町~安芸市1時間30分/東洋町~高知市2時間30分)徳島県に搬送する方が早いのではないか?

「こっちへ来るな」とか他県民を誹謗中傷するのではなく、四国が一体となり患者の命と健康を最優先に考えた体制が必要かと。

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