主な2月活動をお伝えします。下記近況をご参照ください。

2月10日
■NHKと労働協約締結

本組合は、NHKとの間で債務的部分に関する26項目の労働協約を結びました。

労働協約締結の実現は、全受労の長年にわたる労働者性の闘いのおかげです。この場を借りて全受労の皆さまに感謝申し上げます。

同日
■高知県立大学教職員組合と懇談
現状の賃金体系や働き方、団体交渉のノウハウなど意見交換。

2月18日
■高知県労連第35回中央委員会開催

中央委員31名、執行部17名合わせ合計47名が参加(他委任16名)。全労連、日本共産党、社民党、新社会党、衆議院議員広田一氏、武内則男氏からメッセージ(コロナ禍のため来賓控える)。

●2021年春闘方針
「3つの行動」
①生活をつくる行動
②働くルールをつくる行動
③医療・社会保障と公共体制をつくる行動

「政治転換」
憲法が生かされる社会への転換
以上の議案が採択され2021春闘方針を確認した。

●全体討論
(本組合からの主な発言)
〇2020年度活動報告
〇2021年度活動方針
〇NHK次期3ヵ年経営計画(地域スタッフ3年後契約終了の考え)
〇現政権がNHKに介入する放送法改正のねらい
〇公共放送NHKの自主自律、不偏不党などのガイドライン危機

1月19日・2月19日
■委託制度改善検討委員会

1月検討委員会
【NHK】
地域スタッフは、2024年3月末を以って契約終了し新たな働き方を考える。理由は、コロナ禍における視聴者との接見、国民意識の変化、営業経費削減の声が多い。

メイト委託者の今後については未定。

法人については、インサイダーに抵触する恐れがあるため、何もお話しすることができない。

【組合】
コロナ禍において、公共放送NHKの姿勢とは思えない考え。

雇止め、派遣切り、契約終了など首切りに対して組合は大反対。非正規雇用撲滅、ジェンダー平等の流れとは真逆。

2月検討委員会
【NHK】
2021年4月より地域スタッフは、業務遂行型(ポスティング、訪問時間制限など)から従来型(業績評価、特別指導など)の再開を検討。

口座・クレジット取次は評価目標から外す考え。

【組合】
昨年12月、NHK前田会長が従来の訪問活動はしない発言は何だったのか?

そもそもコロナが終息しない現在、従来型に戻すことは時期早々。まして特別指導を用いた実施要領は、強引な取次に繋がりNHKバッシングが再燃する。

コロナ終息後は業績評価に加え、社外評価や人物評価を交えた新しい評価を創設してほしい。

また口座・クレジット取次は、支払い率向上のため重要な業務。目標から外すことは反対。

【NHK】
各組合からの意見を加味し、3月上旬に2021年度からの働き方を決める予定

2月25日
■自民党・山本有二衆議院議員事務所、中谷元衆議院議員事務所で懇談

秘書の方と意見交換。医療・介護・福祉への支援、最低賃金引上げ、中小企業支援、非正規救済、ジェンダー平等などのお願いをしました。

2月26日
■卸団地配送会社(以下会社)との団体交渉

会社側は、今回交渉から弁護士に委任し同席。組合からは、県労連役員、組合員計5名参加。

〇労働者代表選出について
【組合】
会社は、労働者代表選出に介入しないでください。
【会社】
会社は、労働者代表選出に介入しません。

〇シフト、評価について
【組合】
会社は、組合員が生活できる賃金の確保、意見要望に応えたシフト作成に努めてください。

評価については見える化を図り、社内のみならず社外評価なども取り入れてください。

【会社】
会社で働く皆さんの意見を聞き、平等なシフト、平等な評価を考えている。1カ月ほど時間をください。

〇ダブルワーク(副業)について
【組合】
会社は、組合員がダブルワークを希望する場合、認めてください。

【会社】
飲酒を伴う仕事などは許可できません。本業に支障のないダブルワークは認めます。その際、必ず会社に報告してください。

次回、団体交渉は労働協約案など予定。

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