10月のよさこいユニオン、県労連関連の活動を報告します。下記近況をご参照ください。

10月06日(木)
県労連4役会議
高知城ホール

10月06日(木)
全日本放送受信料労働組合
第41回定期中央大会
東京・全国リモート

10月07日(金)
社保協キャラバン・事前学習会

10月12日(水)
県労連第3回執行委員会
高知城ホール

10月14日(金)
労働相談センター役員会議
高知城ホール

10月17日(月)
社保協キャラバン
須崎市・土佐市

10月18日(火)
社保協キャラバン
南国市・香美市・大豊町

10月19日(水)
社保協キャラバン
宿毛市・土佐清水市・四万十市

10月20日(木)
社保協キャラバン
室戸市・安芸市・香南市

10月21日(金)
社保協キャラバン
大川村・土佐町・本山町

10月23日(日)
最低生計費試算調査・合意形成会議

10月24日(月)
社保協キャラバン
高知県・高知市

10月24日(月)
労働相談センター総会
高知城ホール

10月27日(木)
県労連第4回執行委員会
高知城ホール

10月28日(金)
コミュニティオーガナイズコーチングスキル研修⑦
高知‐岡山‐大阪

10月31日(月)
NHK団体交渉③
NHK高知放送局

県労連執行委員会

10月12日

●チェックイン

●報告事項(3分)
(1)経過報告
(2)その他

●今日のゴール
〇「3つの柱」の「長時間労働の是正」のキャンペーン実施についての意思統一
・タイムライン作成の目的とポイントの共有
・大ゴールと戦略的ゴールの落とし込み
・キャンペーン内容(タイムライン)の議論
〇春闘討論集会の企画の出し合い
〇機関紙の内容
〇その他

●協議事項
(1)「3つの柱」の具体的な取り組みについて
1)タイムラインの作成に向けての共有
◇目的
・具体的取り組みをタイムライン(キャンペーン)に起こし、時間軸で運動を考える。
・ゴールの設定とそこに向けた山場の取り組みを明確化。
・タイムライン(キャンペーン)の合わせた産別での運動の構築を議論。
・県労連が柱ごとのキャンペーンを設定し、その中で各産別が独自の取り組みを行い、それを県労連で共有・世
論化し、運動全体を前進。
・「当事者」を明確化し、組織化と合わせた運動を視点に置く。
◇ポイント
・1つの取り組みは3ヵ月~4ヵ月程度で組み立てる
・「大ゴール」と「戦略的ゴール」を決め、1つの取り組みの中では「戦略的ゴール」の達成を狙う。
・「戦略的ゴール」とは当事者との取り組みで実現可能なゴールを指す。
・「戦略的ゴール」へ向かう間に2~3つ程度の「山場」を作る。
・各組織の取り組みとも連動するようなタイムラインを検討。
・「当事者」は、「その問題があることで具体的な困難に直面し、私たちが働きかけられる労働者」

2)長時間過密労働の是正の運動について
◇大ゴールと戦略的ゴールの設定
①大ゴールは何か
②なぜ今まで解決しなかったのか
③戦略的ゴールをどこに設定するか
④当事者は誰か
⑤県労連は何をするのか
⑥キャンペーン名
◇タイムラインを作ろう

3)産別での議論
①当事者の具体的に要求を明確。
②「戦略的ゴール」を設定。
③当事者と取り組みを計画。

(2)春闘討論集会の企画について
1)日程
【日程】12月11日(日)
【場所】 高知城ホール

2)春闘討論集会の目的
①23年春闘に向けた「取り組み」の意思統一。
【取り組み】
・格差是正(正規と非正規の格差)
・物価上昇を超える賃上げ。
②COの手法を利用した「戦略の立て方」と「取り組みの視点」を共有。

3)春闘討論集会の内容について(案)
・春闘方針の基調提案
・講演会
・討論・発言
・春闘方針の基調提案(情勢、春闘の取り組みの柱、視点)
・ワークショップと共有
【テーマ】
◆正規と非正規の格差是正
◆物価上昇を上回る賃金引き上げ

●その他
1)県交渉について
⇒10月7日(金)に県へ提出
2)県労連新春旗びらき
3)県労連新春宣伝
4)第 37回中央委員会

●振り返り

こうち労働相談センター総会

10月24日

●2021年度活動総括

●2022年度活動方針(案)
(1) 高知県内における雇用や労働環境をめぐる情勢
(2)労働相談センターに寄せられた相談傾向と果たす役割
(3)長引くコロナ禍で働く仲間に寄り添う相談・支援活動
(4)働く者のいのちと健康、暮らしを守るために安心して働ける職場環境の実現を
(5)活動の基本方向
① 労働相談センターは、未組織労働者の組織化を最大の目的とし、相談者の抱える問題解決をめざし、組合に入ろうと呼びかけていく。
② 相談者が組合結成し、加入した後には、当該労働組合における組織組合員拡大・強化にむけた活動を促進していく。
③ 県労連2022年度組織拡大・強化方針にそって、共同活動をすすめる。
④ 労働相談センターは、全役員(オルガナイザ-)を先頭にして、先進的な活動の前進をめざす。

●相談受付、組合結成・個人加盟等の目標
① 受付相談者数、宣伝活動の工夫
②新規労働組合
③相談受付

●「1人から組織化」への戦略的な取り組み

●外に打って出る戦略的・組織拡大運動・宣伝行動の展開
① 業種や地域を定め当該産別組織や地域労連と連帯、協力・共同の取り組みをすすめる。
② 全労連4カ年組織拡大「最重点計画」の具体化をめざす取り組み。
③ 県内各地域における取り組み。
④ 労働相談センターを知らせる宣伝行動。
⑤ 全国一斉労働相談ホットラインの開設時にマスコミの取材・報道を通じて、県労連労働相談センターを知らせる。
ホットラインを11月14日(月)に開設。また、来年春の同ホットラインも3月に開設。

●各地域での労働相談センターの確立をめざす

●労働相談センターの運営について

●賛助会員拡大の取り組み

●財政健全・安定化等について

●支援活動

●秋から年末にかけての活動
① 秋の全国一斉労働相談ホットラインの開設
日 時
11月14日(月)10時~18時
会 場 県労連事務所

② 民医連・いのちとくらし何でも相談

県労連執行委員会

10月27日

●チェックイン

●報告事項
(1)経過報告
(2)その他

●協議事項
(1)「3つの柱」の具体的な取り組みについて
1)長時間過密労働の是正の運動について
◇前回までの議論
【産別での議論】
①当事者の具体的に要求を明確に。
②「戦略的ゴール」(今回のキャンペーンでのゴール)を設定。
③当事者と取り組みを計画。
◇各産別・組織での長時間労働是正の運動の議論状況の共有。
◇大ゴールと戦略的ゴールの設定。
①大ゴールは何か
②なぜ今まで解決しなかったのか
③戦略的ゴールをどこに設定するか
④当事者は誰か
⑤県労連は何をするのか
⑥キャンペーン名は

◇県労連としての取り組み(県労連としての戦略的ゴールは)
①各産別が実施する長時間労働是正のアンケートを集め、世論化し取り組みを後押し。
②各産別の取り組みを組織内で共有し、各産別の取り組みを支援。
③産別内で長時間労働是正の動きが予定されていない組織に対し、アンケート協力を要請。
【県労連としての戦略的ゴールは何なのか】
キャンペーンとして取り組む
◇キャンペーン名
◇タイムラインを作ろう

(2)春闘討論集会の企画について
1)日程
【日程】 12月11日(日)

2)春闘討論集会の目的
①23年春闘に向けた「取り組み」の意思統一
②COの手法を利用した「戦略の立て方」と「取り組みの視点」を共有。
③最低生計費試算調査の活用

3)春闘討論集会の内容について
◇全体の構成
①春闘方針の基調提案
②ワークショップと共有
◇テーマの設定
①産別に分かれて議論する場合
②全体が混ざる議論(分科会・分散会)の場合

(5)その他
1)春闘アンケートについて

2)県交渉について
【日程案】 11月7日(月)

●振り返り

コミュニティ・オーガナイジングコーチングスキル研修⑦

10月28日

関係構築・チーム構築

●あいさつ、チェックイン

●問題提起「関係構築」
◇労働組合の目的は、労働者の労働条件改善・諸要求実現。
*変化を起こすにはパワーが不可欠。パワーは関係性がつくる。
*(「社会」を「職場」に置き換えて)「社会変化を起こすには、まず人々と『こんなことが大
事、こんな社会を見たい』という想い、つまり価値観を共にすることが大事」
(『コミュニティ・オーガナイジング』106P)
 *問題・課題の当事者が価値観をともにし、行動を起こす。
*強い労働組合(チーム)をつくるには、お互いのことを「よく知る」ことが出発点。

◇共通の取り組みに向かってお互いの資源を交換すると、関係がさらに発展。
 *時間、労力、スキル、知識、経験値、人脈、お金、モノや空間、・・・
 *つながりの発展でとくに大事なのが「時間を共有する」こと。もっとも価値のあるおたが
いの資源(=時間)を、大事に使いたい。よく話しあい、議論し、学びあい、アクション。

◇関係構築の基本は、1対1での対話
■対話のむずかしさについて
*人間関係に距離がある―知らない人と対話するのは面白いけど勇気が必要
*時間と体力が必要―対話をするのはエネルギーと目的意識がいる
*うまくいかないことへの不安。
*どう対話したらいいかわからない・技術がない―トレーニングの不足による。

◇1対1対話での、意識したい流れのポイント
 *労働組合活動でも、要求の掘り起こし、行動への参加、また執行委員会や役員どうしでも、
1対1対話を大事にしていく。ただ長久の実感では、やはりこの対話ができない、不慣れ
な役員が多い。自分は行動できるが、仲間のコミットメントを上手く組織できない。
 *ここでも、練習が必要。世間話や雑談とは違う会話の質。変化を起こすための対話。労組
の会議の中でもこの 1 対 1 対話の練習をする機会があればよい。

●1 対 1 対話のトレーニングをしてみましょう。
◇オーガナイザーと、オーガナイズされる人(対話する対象)に役割を分けて練習。
◇では、チャレンジ! 実際に関係構築やってみましょう!
*練習では、途中で役割を交替し、合計 2 回の対話練習をしてください。
 ・インタビューのように一方的に質問しない。
 ・相手のストーリーや自分のストーリーを共有。
 ・共通の価値観、困難や関心、もっている資源を見つけ、関係を構築。

●前半全体のふり返り
◇問題提起の受けとめ、感想
◇1 対 1 演習のトレーニングをしてみて
 *やってみての学びや気づき、難しかった点など

●問題提起「チーム構築」
◇強いチームのトリプルスリー。これを労働組合にあてはめると?
【3つの結果】強い労働組合ができること
1)要求実現できる
2)団結が強くなる
3)みながリーダーとして成長

【3つの条件】
 1)境目があること →役員選考・メンバー選考の基準が明確。
 2)安定している →定例の会議などがしっかり開催されている。
 3)多様性がある →さまざまな立場や考え、資源をもつ仲間の力を引き出せる。

【3つの決定】
 1)人を引きつける共有目的 →要求をみんなのものにする。
 2)明確なノーム(約束) →どんな活動文化をもつ労働組合にしていきたいか。
 3)相互依存にもとづく役割 →役割を分担し、それぞれが責任をもつ。
*ノームについて。自分たち自身が話しあい、約束事を決め明文化することで、活動にお
ける規律や枠ができ、同じ方向に行動を促進しやすくする。きちんと言語化が大事。

*約束事の例
「明るく挨拶しよう」
「ミューティングでは全員発言」
「相手の意見を頭ごなしに否定しない」
「新しい提案、違う意見を出してくれたらお礼を言う」
「おたがいの状況を気遣いあおう」など。

◇相互依存する役割分担
 *労働組合は、すでに「役割分担」の仕組みが出来上がっていることも多い。専門部や肩
書きもしっかりある。ただあらためて、チームの中で「どのような責任をもつのか」を
言語化し明確にすることが大事。自分で考え行動しなければならない「責任を伴う役割」
をふることを意識する。
 *自分が必要とされていると実感できるように。「することが成功に結びつくような、はっ
きりした役割が必要」。得意な分野と、成長したい分野をそれぞれ出しあって、生かしあうような役割を設定できるよう努力する。
 ≪チーム名を決めよう
*何かに取り組む「キャンペーン」も創意工夫のある名前をつけることは本当に大事。
名前は、使用頻度がとても多い。その言葉がつねにメンバー内で共有される。言葉で方
向づけられていく。新しい運動には、新しい言葉が必要。
 
◇具体的なチーム構築の実践例
 *「大阪府の保健師、保健所職員増やしてキャンペーン」

●ディスカッション
◇印象に残ったこと、感じたこと、整理できたこと、組合活動に活かせることなど
◇2グループに分かれてディスカッション

●後半ふりかえり

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