NHKは感染症が広がるリスクを考えているのか

2018年01月16日 22:12

年明け早々、筆者である私はインフルエンザA型を発症し、1週間ほど外に出ることもできず、業務、組合活動に支障が生じました。関係者の皆様、誠に申し訳ございません。

しかし、インフルエンザという病はやっかいな病気でした。連日体温が40度を超え、体全体が寒いし痛い。その後熱が下がってもなにかしら後遺症が残り体力が相当消耗しました。全世界では、毎年インフルエンザで300~500万人が重症化し、25~50万人が死亡しているそうで、決して軽んじてはいけない病なのです。

そんなインフルエンザ発症で業務困難にも拘らず、一切体調を加味せず、評価目標(ノルマ)60%を割れば特別指導に入ってしまう現状のルール。本当に厳しい労働条件だなとひしひしと感じます。私も業務委託15年目を迎えますが、万が一、感染症が原因で特別指導の処遇に陥ることは到底納得できません。何の落ち度でそのような罰ゲームを受けるのかと思う今日この頃です。

昨年度の春闘では、「医師の判断で3日以上の休業が必要な場合、評価目標を休業日数分差し引いて再度算出し直し、適正な評価目標を割り出すよう」要求しました。NHKは、「例えインフルエンザで7日間休業しても、評価目標は2か月かけて完成するものです。」と要求却下の回答。

このような労働条件を続けていくと、業績確保のため、感染症を隠して業務を行う人間も現れ、感染症が広がるリスクも出てきます。怪我、感染症など治療の間、傷病者は業務並びに業績評価を健康のため、安全衛生のために停止させるべきではないでしょうか。またその間、NHK営業職員が傷病者の代わりに対象地域の活動を補うなど、進捗の遅れをカバーする方法は幾通りもあります。

よって訪問員が安全に安心して働ける環境を今後も要求し続けていきます。

記事一覧を見る

powered by crayon(クレヨン)