給与不払いの相談

2018年01月16日 23:47
カテゴリ: 一般企業関連2018

年末年始にかけて、NHK外部法人の複数の社員から、給与不払いなどの労働相談がありました。色々と内容がひどかったのですが、その相談の一つに、基本給15万円が、営業損失を口実に15万円控除され、手取り4万5千円しか支給されていない社員がいました。ちなみに、この社員が会社に損失を与えるような行為は一切行っていません。むしろ、ほかの社員の教育など全体を統括し、当月は26日勤務しています。

1月4日の集会で、この件に関して協議しました。その社員は、本人収入のみで妻や高校生の子どもを養っており、生き死に関わる相談内容でした。この法人に対して組合は直ちに具体的な行動を起こすよう意見が一致しました。

この法人の社長とは、現在本組合書記長が問題解決に向けて、交渉を重ねています。第2、第3の矢も用意していますが、本組合は単純にこの法人を潰すことが最良の策と考えていません。当該社長はその社員らが労働組合員とは知らなかったようです。反省すべきことは反省し、今後も労使間が信頼関係を構築し、平和的解決に導くことこそ、私たちが考える最良の策です。この件に関しては、今月中に労働条件の大幅な改善を図り、解決を目指します。

役員並びに組合員各位、今回、県労連旗開き参加や法人交渉など、私が休職中でも組合がしっかり機能しているようで安心して療養できました。この場を借りて感謝します。2月ごろNHKと第3回秋冬団体交渉の予定ですが、順調に体力が回復して参加できればと思います。あせらず一歩ずつです。

記事一覧を見る

powered by crayon(クレヨン)